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2013年11月17日(日)
一流プロサッカー選手を支える、最強の裏方"ホペイロ"に密着!
FC東京"ホペイロ" 山川 幸則(38歳)

2010年、南アフリカW杯。本田圭佑が無回転フリーキックを決め、日本はベスト16位に。
試合後、本田は語った。"スパイクが完璧だった"と…。

サッカー選手の"命"とも言えるスパイクを最高の武器へと仕立て上げる仕事師"ホペイロ"。
ポルトガル語で"用具係"を意味するホペイロは、ブラジルで生まれた。
「日本サッカーが発展するには、"選手を支える裏方の力が不可欠だ"」
と、Jリーグ発足時に、キング・三浦知良が初めて紹介したのが、日本においての先駆けである。

この"ホペイロ"、世界のトップクラブでは欠く事のできないスペシャリストとして存在しているが、日本のサッカー界においては、未だその地位は確立されていない。

そんな中、就職の内定を蹴り、単身でスペインのクラブに乗り込み、自らの力でホペイロの道を切り開いた男がいる。

FC東京 山川幸則。 専属ホペイロ歴13年。

彼のモットーは、"全ては選手のために"。
選手のスパイクに留まらず、ユニフォームやボールなどの用具も管理するのが山川の仕事。
その内容は、選手の好みや、試合のコンディションによって日々変化させている。
ひたむきな仕事ぶりから、選手の絶大な信頼を集めている山川。

プロサッカー選手を陰で支える最強の裏方"ホペイロ"としてサッカーに情熱を傾ける山川幸則の仕事ぶりに密着した!