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2012年8月4日(土)放送
【夢を応援!情熱アスリート】

甲子園開幕直前!岐阜県立岐阜商業高校 応援部 ~27名 女だけの応援部




県立岐阜商業高校
女子応援部

岐阜県立岐阜商業高校といえば、甲子園の常連校。これまで、春夏合わせて53回甲子園に出場し、4度の全国優勝を成し遂げている強豪校だ。
この名門野球部を影で支えるのが、61年の歴史を誇る応援部。かつては男子だけだったが、現在は27名の女子生徒のみ。全国でも珍しい女子だけの応援部だ。練習開始前、ピリピリしたムードに包まれた応援部。上級生が飲む水の準備に1年生が奔走する。応援部のしきたりだ。練習は、基礎トレーニングから始まる。両手に、あわせて1kgのペットボトルを持ち、腕をふること60回。これを毎日2セット行う。続いては、応援の基本中の基本となる声だし。1年生は本番まで一貫して、声だしを行う。文字通り、喉が潰れるまで声をだすのだ。太鼓を担当するのも1年生。これも、応援部の長年の伝統。太鼓を担当する部員は、入学から3ヶ月、潰した豆は数知れない。

こんな過酷な練習にも耐え、彼女たちが目指すのは、甲子園の舞台。
実は、岐阜県立岐阜商業高校は、ここ2年甲子園に出場できていない。
3年生にとっては、最後の大舞台となる夏の高校野球大会。
野球部同様、負けたらそこで終わりだ。

野球部と一緒に甲子園の舞台に立ち、選手たちにエールを送りたい。
27名の女子だけの世界、壮絶な上下関係に、過酷な練習・・・
野球部甲子園出場に向け、応援に青春を捧げる乙女たちの熱き想いに密着した。