夢を描いた芸術家たち | ＢＳ朝日開局１５周年特別企画　黒柳徹子のコドモノクニ　～夢を描いた芸術家たち～　特設サイト

主要芸術家の紹介

参加芸術家（777名）一覧

竹久夢二
藤田嗣治
東山新吉（魁夷）
岡本帰一
武井武雄
亀倉雄策
野口雨情
北原白秋
西條八十
村岡花子
サトウハチロー
新美南吉
まど・みちお
金子みすず
赤松俊子（丸木俊）
岡本一平
中山晋平
小川未明
初山滋
中原淳一

写真提供：朝日新聞社
読売新聞社
野口雨情記念館
北原白秋記念館
赤毛のアン記念館・村岡花子文庫
新美南吉記念館
木原千佳
小川未明文学館

大正浪漫を代表する画家・詩人

竹久夢二

1884―1934　画家、詩人。「夢二式美人」と呼ばれる美人画で知られる。『宵待草』などの詩も有名。『コドモノクニ』には、柔らかな描線の子ども絵を多数残している。
主な作品
- 「風」1922年10月号
- 「ゆめ」1923年3月号
海外で最も有名な日本人画家

藤田嗣治

1886―1968　洋画家。1920年代にパリで成功を収めた「世界のフジタ」もまた、1930年代に日本へ一時帰国した際に『コドモノクニ』で漫画的な作品を描いた。
日本を代表する日本画家

東山新吉（魁夷）

1908―1999　画家。皇居新宮殿壁画、唐招提寺御影堂障壁画等を制作。『コドモノクニ』には「花の下」「靖国神社のお祭り」「フットボール」など夢のある作品17本の作品を遺している。
主な作品
- 「花の下」1930年4月号
- 「靖国神社ノオ祭リ」1930年4月号
『コドモノクニ』に５０１点もの作品を提供

岡本帰一

1888―1930　画家・童画家。キューピー人形やテディベアなどの西洋文化や影絵の手法を取り入れるなど、『コドモノクニ』を舞台に画家としてさまざまな挑戦をした。
主な作品
- 「無題」1923年2月号
- 「うさぎ」1927年1月号
子ども向けの画を芸術の域まで高めた

武井武雄

1894―1983　童画家、版画家、童話作家、造本作家。『コドモノクニ』創刊号の表紙を担当。図案化されたタイトル文字は日本初のデザイン文字といわれる。“童画”という言葉を創出し、一生をかけて子どもの絵を描き続けた。
主な作品
- 「ドウブツ　ノ　エンクワイ」1929年1月号
- 「創刊号表紙」1922年1月号
日本のグラフィックデザイナーの草分け

亀倉雄策

1915－1997　グラフィックデザイナー。1964年の東京オリンピックや大阪万博のポスターを手がけた。「コドモノクニ」には、図案化したローマ字や斬新なイラストなどで実験的な作品を残している。
主な作品
- 「ヒロバ」1937年11月号
日本の三大詩人　童謡の王様

野口雨情

1882―1945　詩人、童謡・民謡作詞家。『七つの子』『波浮の港』などを作詞。『コドモノクニ』には創刊から童謡顧問として参加し、多くの名歌を残した。
主な作品
- 「兎のダンス」1924年5月号
- 「鈴なし鈴虫」1922年10月号
日本の三大詩人　多くの詩人を育てた

北原白秋

1885－1942　詩人、歌人。自然賛美の作風で「からたちの花」「この道」など歌曲、童謡、民謡に名作を残す。野口雨情、西條八十とともに童謡界の三大詩人とうたわれた。
主な作品
- 「アメフリ」1925年11月号
- 「お嫁入り」1926年11月号
日本の三大詩人　ヒットソングの帝王

西條八十

1892―1970　詩人、仏文学者。「青い山脈」など歌謡曲も多数。有名な「ぼくの帽子」は『コドモノクニ』で初めて発表された作品。
主な作品
- 「ぼくの帽子」1922年2月号
『赤毛のアン』の翻訳家

村岡花子

1893―1968　翻訳家、児童文学者。明治から昭和の混乱期に『赤毛のアン』の翻訳を手がけた。
主な作品
- 「オホヲトコノポケツト」1927年6月号
『おかあさん』の詩人

サトウハチロー

1903―1973　詩人。「リンゴの唄」は戦後の日本を代表する歌。55年には「ちいさい秋みつけた」を作詞。詩集に『おかあさん』など。
主な作品
- 「こわれた自働車」
『ごんぎつね』で有名　夭折の作家

新美南吉

1913―1943　児童文学作家。子ども向け雑誌『赤い鳥』に童謡が記載されたのを皮切りに「ごんぎつね」「手袋を買いに」等を発表。初の童話集「おぢいさんのランプ」刊行後、29歳で死去。
「コドモノクニ」で詩人デビュー

まど・みちお

1909－2014　詩人、童謡作詞家。1934年『コドモノクニ』に投稿した作品を北原白秋に認められたのを機に本格的に詩作をはじめる。代表作に「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」など。
若き童謡詩人の巨星

金子みすゞ

1903―1930　詩人。26歳の若さで亡くなるまでに500編以上もの詩を残す。代表作に「わたしと小鳥とすずと」。
主な作品
- 「オサカナ」1936年9月号
「原爆の図」を描き続けた

赤松俊子（丸木俊）

1912―2000　画家。戦前はモスクワ、ミクロネシアに長期滞在。広島で被爆の惨状を目撃して以後、夫婦で原爆の絵を描き続けた。
日本初の職業漫画家

岡本一平

1886―1948　画家、漫画家。夏目漱石に漫画の才を認められ、東京朝日新聞社に入社。戯画を現代漫画にまで高めた。女流作家・岡本かの子の夫であり、芸術家・岡本太郎の父。
日本を代表する作曲家

中山晋平

1887―1952　作曲家。『コドモノクニ』音楽顧問。総作曲数は2000を超え、ヒット曲には歌謡曲「船頭小唄」「東京行進曲」、新民謡「波浮の港」「東京音頭」など。童謡は「アメフリ」「あの町この町」「毬と殿様」など多数。
日本のアンデルセン

小川未明

1882―1961　小説家、児童文学者。「未明」の名は坪内逍遥から与えられた。「日本児童文学の父」とも呼ばれる。代表作は小説『薔薇と巫女』、童話『赤い蝋燭と人魚』など。
今なお色あせないモダンな画風

初山滋

1987―1973　童画家。日本童画家協会を結成した’27年から、武井武雄、岡本帰一と並び『コドモノクニ』多くの作品を提供。’42年には絵本『もず』を出版、国際アンデルセン賞国内賞を受賞。絵本画家・いわさきちひろが最も影響を受けた人物のひとり。
女性の憧れ―　大正のファッションを牽引した

中原淳一

1913―1983　画家、ファッションデザイナー。少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡。激動の時代、女性たちに暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示した。

主要芸術家の紹介

竹久 夢二

藤田 嗣治

東山新吉（魁夷）

岡本 帰一

武井 武雄

亀倉 雄策

野口 雨情

北原 白秋

西條 八十

村岡 花子

サトウ ハチロー

新美 南吉

まど・みちお

金子 みすゞ

赤松俊子（丸木俊）

岡本 一平

中山 晋平

小川 未明

初山 滋

中原 淳一

竹久夢二

藤田嗣治

岡本帰一

武井武雄

亀倉雄策

野口雨情

北原白秋

西條八十

村岡花子

サトウハチロー

新美南吉

金子みすゞ

岡本一平

中山晋平

小川未明

初山滋

中原淳一