職人の麺工房
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【2012年8月22日】チキンラーメンのピリ辛和え麺

 


料理人:五十嵐美幸(いがらしみゆき)

1974年 東京都東村山生まれ。8歳の頃から父が経営する中華料理店を手伝い14歳で初めて厨房に入り、15歳で東京都立農業高校食品製造科に入学。
18歳で高校卒業後、正式に厨房に入る。22歳でテレビ番組『料理の鉄人』に当時、最年少の挑戦者として出演し、鉄人・陳建一氏を倒し、一躍「中華料理界の女傑」と注目を集める。以降、数々の雑誌、テレビ番組に出演。
女性ならではの着眼点や発想を生かしながら、多くの料理を提案し続けている。

「中国料理 美虎」(中華料理)

東京都渋谷区幡ヶ谷の静かな住宅街の一角にあるお店。20人ほど入れば満席。
厨房から客全員の顔を見渡せる造りになっている。お客の食べるスピードを見ながら一番良いタイミングで料理を出す気配りに、女性らしい繊細さが垣間見れる。
五十嵐美幸の一番の特徴は野菜の使い方。そして使う食材の種類の多さにある。
平均23~5種類の野菜を使う。また調理法も独特で中華は一般的に食材を炒めることが多いなか、野菜の旨みを最も引き出せる方法を見極める。
店をはじめるとき、最もこだわったのが店の規模。
妥協のない料理を出せる限界を考えた結果が客席22席。

レシピ

【材料(1人前)】

チキンラーメン … 1袋 ピーナッツ … 適量
ピーマン … 1個 ごま油 … 大さじ1
赤ピーマン … 1個 黒酢 … 大さじ1
もやし … 1/2袋 すりごま … 適量
たけのこ(細切り) … 40g しょうゆ … 大さじ1
豚肉(小間切れ) … 100g サラダ油 … 適量
ラー油 … 大さじ1~2 お湯 … 100cc

【作り方】

(1) ピーマンと赤ピーマンを細切り、豚肉を一口大に切る
(2) ピーマン、赤ピーマン、たけのこ、もやしを湯通しする
(3) チキンラーメンを丼に入れ、100ccのお湯を注ぎ、ラップをして3分待ち、麺とスープに分ける
(4) 豚肉を、サラダ油をひいたフライパンで炒める
(5) チキンラーメンのスープと黒酢、ごま油、しょうゆを加え、しっかり煮詰める
(6) 野菜を加え、軽く炒め、麺と合わせる
(7) 麺をほぐしながら、よくかき混ぜたら、器に盛り付ける
(8) ピーナッツをちらし、ラー油をかけ、すりごまをふりかける

黒酢の酸味も程よく、口の中でバランス良く調和します。全ての具材が美味しくなる調理法で、旨み際立つ一品です。