職人の麺工房
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【2012年6月13日】出前一丁の梅ワカメつけ麺

 


料理人:三宮昌幸(さんのみやまさゆき)

1967年、大分県生まれ。多くの魚介類について熟知しており、"料理界の魚博士"の異名をもつ。福岡市中央区の和食店「たらふくまんま」で修業を積み、のれんわけでオープンした東京店の料理長となり上京。2003年、東京・白金高輪に「福わうち」をオープン。同店近くに焼鳥の店「鬼わそと」も運営。ごまさば、サバカレーなど、鯖をアレンジさせたら日本一。どの皿もボリューム満点で、新鮮なネタを大胆に調理する魚料理が人気。

「福わうち」(日本料理)

"うちは飯屋だから、お腹いっぱい食べてって"と気さくに話す店主の三宮昌幸さんは、全国へ足を運び、これぞと惚れた魚を仕入れる。熟成させることで旨みが増す魚は、臭みを取り除くため昆布〆にして1℃の冷蔵庫で2日寝かせて3日目におろす。渡りガニならば、甘く濃厚な味噌を生かして塩辛に仕上げる。つけダレも鯛の薄作りはシイタケの戻し汁、イカは醤油にウニを溶かしたものと、味わいを深めるよう魚によって変えるほどの拘りぶり。店内はカウンターと3つのテーブルのみ。予約無しでは入れない白金の住宅街にある隠れた名店。

レシピ

【材料(1人前)】

出前一丁 … 1袋 梅干し … 1個
ワカメ … 適量 ごま油 … 小さじ1
しらす … 適量 ごま … 適量
万能ねぎ … 適量  

【作り方】

(1) 万能ねぎを小口切りにする
(2) 麺を4分半ゆで、お湯を切り氷水で締める
(3) 梅肉と粉末スープをお湯250ccで溶く
(4) 麺にごまラー油とごま油小さじ1をかけ、和える
(5) 麺を器に盛り、ワカメ、万能ねぎ、しらすをのせ、ごまをふりかける

ワカメの食感が良いアクセントになっています。
梅の酸味がスープに良く合い、麺にからめたごま油、ごまラー油との相性も良かったです。