職人の麺工房
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【2012年5月16日】チキンラーメンの塩きんぴらお茶漬け風に

 


料理人:香山中宣(かやまなかのぶ)

1970年生まれ、東京都出身。15歳で実家の寿司店で働き始め、料理人の世界に入る。ニューヨークに本店がある寿司店や、京都の和食店などで技術の研鑽を重ね、原宿や渋谷の和食店で料理長を務める。2007年、オーナーシェフとして「くずし割烹かのふ」をオープン。

「くずし割烹かのふ」(日本料理・割烹)

店主・香山中宣さんの発想は自由闊達で、その遊び心に快感を覚える和食店。"縞鯵の昆布締めミニちらし"など一手間加えた品を少しずつ盛り込んだ八寸や、〆に出す手打ち蕎麦"冷や掛け岩のり蕎麦"が人気。器は作家にフルオーダーした朝鮮唐津の平皿。香山シェフ曰く「コースの中に様々な要素を集約した皿を組み込むのが、私の流儀」とのこと。蕎麦もあれば寿司もある、さらに厳選した肉料理もある、そんな緩急を自在に使い分けるコースが人気の名店。

レシピ

【材料(1人前)】

チキンラーメン … 1袋 みりん … 50cc
ごぼう … 1/3本 ごま油 … 30cc
にんじん … 1/6本 塩 … 少々
ねぎ … 1/5本 一味唐辛子 … 少々
酒 … 50cc ほうじ茶 … 6g

【作り方】

(1) ごぼうをささがきにし、水にさらす
(2) にんじんを千切りにする
(3) ねぎを千切りにし、水にさらし、よくもみこむ
(4) ごぼうとにんじんを炒める
(5) 酒50cc、みりん50cc、ごま油30cc、塩少々、一味唐辛子少々を加えて煮詰める
(6) チキンラーメンを丼に入れる
(7) ほうじ茶6gを450ccの水で煮出し、沸騰したらチキンラーメンにかけ、ラップをして3分待つ
(8) 3分経ったらラップを外し、(5)とねぎをのせる

みりんのほんのりとした甘みと、チキンラーメンをお茶で戻すことによるさっぱりした味わい。
塩きんぴらとの相性も抜群で、後からくるお茶の香りがいい。