歴史ミステリー 日本の城見聞録

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東北の要塞会津若松城 城を守った美しき武士道

東北の要塞、会津若松城。
天守は赤瓦と白壁の見事なコントラスト、今は美しい姿で建っていますが、戊辰戦争では新政府軍の8000発の砲弾を受け、穴だらけの姿となっていました。
しかし、それでも落城しなかった難攻不落の城。

もともとの城の形を作り上げたのは、2人の武将、蒲生氏郷と加藤嘉明。
戦国の世で生き抜き、戦上手として知られた猛将です。
絶対に落城しないために施された、数々の防御の仕掛け。
中でも「皆殺し丸」と呼ばれた北出丸は、城に攻め入ろうとする敵を絶対に寄せ付けない、鉄壁の守りを誇っていました。

そして戊辰戦争。
怒涛の進軍を続ける新政府軍が、ついに、この北出丸まで攻め込んで来ました。
迎え撃つ会津軍。始まった激しい闘い。果たして会津若松城の運命は?