熱中世代 大人のランキング

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バックナンバー

2014年2月24日放送

熱中ゲスト

精神科医・作詞家 きたやまおさむ(67歳 元ザ・フォーク・クルセダーズ)さん

ゲストは精神科医、作詞家である元「ザ・フォーク・クルセダーズ」の、きたやまおさむさん(67)。前回だけではお伝えできなかった貴重な話をたっぷりお送りする。
オリコンで初のミリオンセラーとなった「帰ってきたヨッパライ」をはじめ、数々のヒット曲や名曲を生みながら、レコードデビューから1年で解散。〝フォークル〟は自身が好きなこと、やりたいことを貫いたグループだった。
日本の音楽シーンに多くの影響を与えた〝フォークル〟。〝伝説〟となったグループの解散後、きたやまさんは休学していた大学の医学部へ戻った。一方で作詞家としての活動をつづけ、そこでも多くの名曲を送り出す。
だが、大学卒業後は芸能界との距離を置き精神科医としての人生を歩む・・・。
民放テレビのスタジオ収録番組への出演は43年ぶりだと語る、きたやまさんの人生。
また、故・加藤和彦さんとの知られざる関係を、きたやまさんがテレビで初めて語った。

©ユニバーサル ミュージック

こだわりランキング

「熱中世代が選ぶ'きたやまおさむ'作詞の名曲ベスト5」

多くのアーティストとタッグを組み、作詞家として数々の名曲を生み出してきた、きたやまおさむさん。その作品は誰もが口ずさんだ経験があるはず。そこで熱中世代のオトナ100人にアンケート「あなたが選ぶ、きたやまおさむ作詞の名曲は?」。
今もなお、熱中世代の心をつかんで離さないきたやま作品とは?
あの曲はなぜ生まれたのか・・・、その背景にあったものとは・・・歌い続けられる名曲の歌詞に込めた、きたやまさんの思いを聞く。

ライフスタイル

「加藤和彦さんとの知られざる関係」

〝フォークル〟結成時のメンバーであり、きたやまさんとともに〝伝説〟となった故・加藤和彦さん。2人の関係とはどのようなものだったのか・・・。きたやまさんが初めてテレビで語った。
作詞と作曲のコンビで日本の音楽史に残る作品を提供してきた2人、そして互いをどう見ていたのか・・・。
きたやまさんは、加藤さんが言った〝ある言葉〟と今でも戦っている、と話した。

「精神科医としての仕事」

精神科医として臨床や研究にあたるきたやまさんが医師になった理由。それは父親との約束だったという。作詞など芸能活動との距離を置き、精神科医としての人生を歩んだ、きたやまさんが精神科医の役割、精神科医の仕事について話す。

「〝団塊世代〟と生きる」

きたやまさんは〝団塊の世代〟。ゲストとして番組に出演した「ザ・タイガース」の瞳みのるさんは、かつてきたやまさんに言われた言葉を著書で紹介している。「団塊の世代とともに生きていくことが大事だよ」・・・。
その、きたやまさんから熱中世代へのメッセージがある。それは、シンプルで力強い言葉だった。

きたやまおさむ(精神科医、作詞家)

本名 北山修 
1946年淡路島生まれ。
'72年,京都府立医科大学卒業。 
ロンドン大学精神医学研究所にて2年研修後,北山医院(現南青山心理相談室)院長を経て, 2010年春まで九州大学大学院人間環境学研究院・医学研究院教授。
現在は、九州大学名誉教授、白鴎大学副学長・兼特任教授、国際基督教大学客員教授。
そして今も臨床活動が主な仕事。
マスメディアでは、「帰って来たヨッパライ」でマスコミデビュー,作詞家としての代表作は「戦争を知らない子供たち」「あの素しい愛をもう一度」 など。 主な著書に、『みんなの精神科』(講談社1997)、『北山修/きたやまおさむ 百歌撰』(ヤマハミュージックメディア2008)、『ビートルズを知らない子どもたちへ』(アルテスパブリッシング2009)、『帰れないヨッパラィたちへ』(NHK出版). 専門書としては編著『共視論』(講談社2005)、『劇的な精神分析入門』(みすず書房2007)、『日本人の〈原罪〉』(講談社2009)、『最後の授業』(みすず書房2010)『覆いをとること・つくること』(岩崎学術出版社)、『評価の分かれるところに』(誠信書房)など多数。