カルテットという名の青春 ~太郎、マドカ、麻理子、大と歩いた1371日~
番組概要
4人が歩いた青春の瞬間を、ドキュメント。
この番組は日本若手最高のカルテット4人が過ごした模索と葛藤の日々を描く3年半に渡る青春ドキュメントである。
世界的ヴィオリスト・今井信子氏をして「日本を背負う」と言わしめたこの4人。
当たり前のように、海外への挑戦を試みた。
しかし・・・
異なる音楽観、言葉の壁、厳しい生活、そして初めて知る“孤独”音楽の世界にも、やはり「国境」が存在していた。
誰もが経験したことのある、若さゆえの壮大な夢。
だんだんと気づく現実の厳しさ。
それは、希有な才能を持つ音楽家という枠を超え普通の若者と同じように悩み、模索する日々だった。
“世界”に通用する音楽家を目指し、全力で格闘し続けた3年半。
彼らが愛してやまないクラシック音楽の魅力をひも解きながら同時に彼らが経験した西洋と日本の厚い壁を見つめる。
また、時ともに揺れ動く4人の言葉を丁寧にひろいあげ若者の普遍的な夢と葛藤の姿を追う。
4人で過ごした青春の季節が終わり、ひとりひとりが“世界”に通用する音楽家へ。
彼らの軌道がまた交わる日は来るのだろうか…