オトナの社会科見学

オトナの社会科見学

  • トップページ
  • バックナンバー

バックナンバー

激ウマごはんの仕掛け人

海に川、豊かな水資源に恵まれた海洋大国ニッポン。
そして育まれる旬の食材、美味しいご飯の数々。
今回は、日本各地で脈々と受け継がれる伝統の漁に注目。
その道の匠である漁師の営みを通して、いままで詳しく知ることのなかった伝統漁の様式美や、その食材の美味しさを存分にいただける料理、またその食材と共に生きる地域の人々の姿を紹介する。
取り上げる食材は、岐阜・長良川の鵜飼のアユ、神奈川・小柴のアナゴ、広島・三原のタコ。

岐阜県からは、約1300年続いている『ぎふ長良川の鵜飼』。
宮内庁式部職の肩書を持つ鵜匠・山下純司さんの一日に密着し、「鵜と川」と共に生きる鵜匠の生き方を紹介する。
また、宮内庁に納めるための「御料鵜飼」のアユの箱詰め作業をTV初公開。
鮎しゃぶ、鮎ごはん、もちろん鮎の塩焼きも。

神奈川県からは、横浜『小柴のアナゴ筒漁』。
東京湾のアナゴ漁に革命を与えたレジェンド漁師・斉田芳之さんを紹介。
アナゴ筒の水抜き穴を13ミリに統一することで、東京湾のアナゴ資源確保に貢献。斉田さんの漁師人生とアナゴ愛に迫る。

広島県からは、瀬戸内『三原のタコ壺漁』。
江戸時代から世襲制で受け継がれている漁師・赤穂清人さんのタコ壺漁に密着。
1,200mの一本縄にタコ壺を付けて沈めるのだが、ブイ等の目印は一切ない。
そこには「山を見る」というタコ壺漁師の技術が隠されていた。
また、地元・三原小5年生が毎年行うタコ壺漁体験も取材。祖父の漁師が孫に伝えたい想いとは。