オトナの社会科見学

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密着!中村獅童が挑む 新作歌舞伎の舞台裏

日本が世界に誇る国民的伝統芸能<歌舞伎の世界>の舞台裏をご紹介。
番組が密着するのは、9月京都・南座にて新作歌舞伎「あらしのよるに」の制作の模様。
番組では、主演の歌舞伎俳優・中村獅童を中心に、カツラや小道具・大道具の制作から、本番直前の稽古そして舞台初日までを密着取材。
中村獅童は「歌舞伎を親しみやすいものにして多くの人に伝えたい」という思いからなんと今回は、人気絵本「あらしのよるに」を歌舞伎にしようと試みる。
この作品は、獅童が以前に朗読やアニメの声優として参加した、思い入れある作品でもある。
本格的な制作は7月から始まり、制作発表会、ポスターの写真撮り、演出家をはじめ脚本家、小道具、大道具さんたちとの打ち合わせなどその中心には、常に中村獅童の姿があった。
8月、中村獅童は名古屋・大阪の六本木歌舞伎の忙しい合間にも、母との思い出の地・京都に訪れたていた。番組では密着、彼の歌舞伎以外の一面も追いかけた。世界遺産・二条城でのトークと踊りのイベントや、大好きなラーメンを食べる姿など。
インタビューでは、歌舞伎に対する熱き思いや支えてくれた家族に対する感謝の言葉など率直に語ってくれ歌舞伎俳優・中村獅童の今が見えてくる。
舞台公演まで一ヶ月となり、小道具や大道具、カツラ作りが職人さんたちの手によって急ピッチに進んで行く。この舞台は、登場するのが全員動物という異色作だけにみなさん手探り状態からのスタート。華やかな歌舞伎の舞台裏を多くのスタッフが支えている。歌舞伎のカツラの90%を制作しているという会社で、カツラ作りの様子も取材。そこでは、思わぬものが活用されていた。小道具では、小道具の新人さんが今回登場するオオカミのツメ作りを任されて苦戦し制作、はたしてうまくできあがるのか?衣装デザインには、ファッションデザイナーひびのこずえさんが参加となり、舞台での衣装も見どころの一つとなっている。
また番組では、歌舞伎の歴史や、今回の公演の会場となる400年の歴史をもつ京都、南座もご紹介。歌舞伎ならではの花道や舞台装置の数々も登場。ちなみに南座では、不定期ながら舞台体験ができるイベントも開催している。初日まで残りわずかとなった南座で行われている舞台稽古、そこにナ「オトナの社会科見学」のナビゲーター古田敦也が訪れ、見学し中村獅童の心境に迫ります。
今回のオトナの社会科見学は、新作歌舞伎「あらしのよるに」の舞台裏を通して、歌舞伎の面白さ、歌舞伎俳優・中村獅童の姿をキャッチアップする。