「生きる」の入り口

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放送内容

「復興」の入り口

2年前に起きた東日本大震災。未曾有の惨事に直面し、被災地の歯科医師たちは苦悩した。遺体の身元確認、避難所での歯科診療など他地域からの応援を含め、多くの歯科医師や歯科衛生士の献身的な活動があった。大震災を経験し、「復興」への道を少しずつ歩む中で災害時における歯科医療に不足しているもの、必要なことは何かを考える。

岩手県陸前高田市。東日本大震災により市内にあった9軒の歯科医院すべてが津波で流されてしまった。自らも被災した吉田正紀歯科医師はいち早く避難所に診療所を開設。被災者の歯科診療にあたった。また他県の歯科医師会は診療バスを派遣。口腔内の汚れを放置しておくと肺炎などになることがあるため、被災者の口腔のケアをし、歯の健康を支えた。 大震災から2年、陸前高田市では6軒の歯科医院が再開している。  震災直後、そして復興に向かう被災地での歯科医師たちの活動をドキュメント!