円楽の大江戸なんでも番付

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江戸の高級料亭 八百善の味に舌鼓

江戸の魚料理で評判のお店がずらりと並んだ「江戸の会席料理の番付」に注目。
江戸時代、屋台や店が増え、庶民の外食文化も発展。さらに高級料亭は料理を堪能するだけでなく、社交場として、将軍や豪商たちも訪れました。そんな中、別格扱いの勧進元に格付けされたのが、今もそのレシピと共に江戸料理を守り続ける1717年創業の老舗・八百善。4代目善四郎が八百善の料理をまとめた「料理通」は大ヒット!評判の名店となり、11代将軍・家斉など将軍達も訪れました。江戸の高級セレブ達が魅了された理由とは?受け継がれる江戸料理の味とは?
今回は、円楽と食通の中尾彬・池波志乃夫妻が八百善を訪れ、江戸のおもてなし料理を食べ尽くします。八百善に代々受け継がれてきた江戸の浮世絵、書画や料理を彩る器も必見です!

<江戸のセレブを魅了した八百善とは?>
現在、鎌倉に店を構える八百善ですが、創業は、8代将軍・吉宗の頃。今の台東区東浅草で、八百屋だった初代善四郎が創業。2代目以降、こだわりの料理と様々なアイディアで評判になり、文人や商人、そして、将軍家をも魅了する高級料亭・八百善として名をはせました。11代将軍・家斉はなんと150回も通う常連で、家斉専用の漆器もあったとか。
今も大切に保管されているお品書きには、車海老の湯葉巻き、アワビ、玉子焼きなど高級食材が並びます。そして、想像を絶する高級お茶漬けとは…?

<江戸のレシピ本“料理通”には約5,000種類の江戸料理が!>
4代目がまとめた「料理通」は、季節や食材に合わせた江戸料理のレシピ本。それをもとにし再現した、今とはちょっと違う“鰹(かつお)のたたき”や、ひと手間かけた“鯛(たい)の酒焼き・黄身粉(きみこ)和え”、“穴子の揚げびたし”、“ユリ根きんとん”など、八百善に伝わる江戸料理・11品を食します。