円楽の大江戸なんでも番付

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東海道五十三次 湯けむり峠 箱根路

「東海道五十三次の名物番付」第3弾。
東海道を浜松で東西に分け、名物・名産品を格付けした番付で、まさに東海道旅のガイドブック!箱根だけでも7つの名物が格付けされています。今回は、小田原宿から天下の険とうたわれるほどの厳しい箱根路を箱根宿目指して歩きます。険しくも風光明媚(めいび)は東海道の箱根路。今は、ゆるやかなヘアピンカーブですが、江戸時代は、まっすぐ登っていたため、急勾配の峠道。風情ある石畳が作られた理由とは?番付で前頭に格付けされているひき物、甘酒茶屋や江戸時代から続く名湯の宿、そして、箱根の関所など、今に受け継がれ、風情あふれる箱根の名所・名物をたっぷりご案内します。

<マトリョーシカのモデルは箱根名産品だった?!>
番付の前頭に格付けされている湯本の「ひき物」。ひき物(挽物)とは、ろくろを使い作られた木工品のことで、江戸時代より、"木地師(きじし)"と呼ばれる職人が作ってきました。匠の技から生まれた箱根の名産品は、今も受け継がれています。その工芸品をモデルに作られたというのが、ロシアの民芸品・マトリョーシカといわれています。東海道の旅人を魅了した江戸の技は、どんなものだったのか?匠の技が光る"七福神"は、一見の価値あり!

<箱根七湯・江戸から続く名湯の宿>
温泉番付にも格付けされている箱根七湯。そのなかでも最も山頂に近い場所にあるのが芦之湯(あしのゆ)温泉で、旅人は東海道旅の疲れを癒したのでしょうか。江戸時代より続き、滝廉太郎などの数々の文化人に愛された源泉かけ流し美肌の湯とは?