円楽の大江戸なんでも番付

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湯けむり名湯!草津でどっこいしょ

「全国の温泉番付」に注目。有馬温泉や箱根、湯河原、熱海など現在も人気の名湯が、温泉の効能とともにずらりと名を連ねている江戸時代の人気温泉ランキング。東の大関に格付けされているのが草津温泉。江戸時代、庶民をはじめ、小林一茶などの文化人、そして、8代将軍・吉宗までをも魅了し、隆盛を極めました。草津温泉の魅力とは一体、何なのか?また、江戸っ子たちは温泉でどのように過ごし、入浴したのか?草津温泉独自の伝統入浴法とはどんなものだったのか?今も観光客でにぎわい、湯けむり情緒あふれる湯畑や、江戸創業の宿を訪ね、草津温泉の魅力をひもときます。さらに、熱海とともに行司に格付けされている"さわたりの湯"とは?今も山あいにひっそりと残る秘湯・沢渡(さわたり)温泉の魅力に迫ります。

<江戸っ子が愛した草津温泉の魅力とは?>
大関は、「草津よいとこ 一度はおいで〜」でおなじみの草津温泉。主な源泉が6つあり、温泉の自然湧出量日本一を誇る草津温泉は、江戸時代より多くの人々が訪れました。江戸後期の絵図に描かれていた人気の秘密とは?薬師如来と湯畑の関係とは?さらに、草津温泉で最古の宿・日新館には、江戸時代に、江戸をはじめ遠方から訪れた湯治客の為の"入浴ガイドブック"「草津温泉記」が残されていました。表紙には、『読み終わったら返却すること』と書かれ、江戸時代の湯治客の様子が、鮮やかに記されています。そこに残された"草津温泉の効能を満喫する方法"とは?伝統を守る湯治の宿とは?

<草津の仕上げ湯…秘湯・沢渡温泉とは?>
草津の湯治客が、峠を越え、体を休めたのが、別格扱いの行司に格付けされている名湯・沢渡(さわたり)温泉。今は山あいに静かにたたずむ秘湯だが、江戸時代は多くの湯治客でにぎわっていたという。どんな温泉なのか?