円楽の大江戸なんでも番付

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おっ、見返り美人だ!べっぴん列伝

「古今貞女美人の番付」。紫式部、清少納言、小野小町や鎌倉時代の巴(ともえ)御前、平(北条)政子など人気の女性がずらりと並ぶ番付。"八百屋お七"など人気芝居の主人公も格付けされ、当時の流行もかいま見ることができる。四段目には、江戸時代に人気を博し、浮世絵にも描かれた江戸のアイドル"笠森おせん"や"高島屋お久"などがランクイン。江戸時代に人気の美女とはどんな存在だったのか!さらに、今も上野公園にたたずむ秋色(しゅうしき)桜で知られる"秋色(しゅうしき)"の名も。どんな女性だったのか?また、江戸のファッション誌「都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)」とは?語り継がれる江戸美人の秘密に迫ります。

<べっぴん列伝その1〜江戸のアイドル!?笠森おせん>
「向こう横丁のお稲荷さんへ一銭あげて、ざっと拝んでおせんの茶屋へ」と手まり歌で歌い継がれるほど評判の江戸美人が、谷中・笠森稲荷の門前にあった茶屋「鍵屋(かぎや)」の看板娘・おせん。数多くの錦絵が描かれ、おせん目当てで茶屋に通う江戸っ子もたくさんいたと言われ、今で言う"会いにいけるアイドル"のような存在でした。そのおせんが突然姿を消した理由とは?笠森稲荷などを訪ね、江戸の"おせんブーム"をひも解きます。

<べっぴん列伝2〜天才女流俳人・秋色(しゅうしき)>
上野公園にある秋色桜(しゅうしきざくら)の由来になった人物こそが、俳人・秋色(しゅうしき)。13才の秋色が花見の時に詠んだ俳句にちなんでいるといわれています。また、秋色が江戸で評判になったある感動のストーリーがありました。浮世絵に描かれた感動の逸話とは?さらに!秋色の子孫にもお話をうかがいます。

<江戸時代もあった!江戸のメイク本>
江戸時代も美を探求する女性の為の指南書がありました。流行の眉(まゆ)の描き方から立ち居振る舞いまで、江戸美人になるためのたしなみとは?さらに、江戸メイクを再現!?