円楽の大江戸なんでも番付

円楽の大江戸なんでも番付

  • トップページ
  • バックナンバー

バックナンバー

2時間スペシャル
よっ、世界遺産だ!謎だらけの富士山

「名所旧跡の番付」。江戸時代、史跡や絶景と称された山や川など日本全国の景勝地160カ所がずらりと並んだ、いわゆる"絶景番付"。西の大関・びわ湖に続き、天橋立、宮島、東には松島、日光山など現在でも人気の景勝地が格付けされています。そして、堂々の東の大関には、世界文化遺産「富士山」。江戸っ子たちにとって富士山とはどのような存在だったのか?江戸の富士登山はどんなものだったのか?さらに、多くの浮世絵に描かれた富士。葛飾北斎の「富嶽三十六景」(ふがくさんじゅうろっけい)に秘められた謎とは?江戸時代と変わらぬ富士の絶景とともに、富士山にまつわる不思議に迫ります。

<江戸っ子はなぜ富士山に魅了されたのか?>
徳川家康などの武将も愛した"富士山"は、江戸市中からよく見え、庶民にとっても憧れの的。江戸の年中行事にも富士山ゆかりのものがあり、身近でありがたい存在だったのです。都内に残る富士塚、富士見坂を訪ね、その魅力を探ります。

<江戸っ子たちの富士登山>
「一度でいいから、富士山に登ってみたい!」そんな庶民の夢を実現させたのが、富士講。 そして、富士登頂を支える御師(おし)とは?代々伝わる「御師(おし)料理」とはどんなものなのか?

<鳥居に隠された秘密>
数ある登山口でも多くの江戸っ子が向かったのが、"吉田口"。山梨県富士吉田市に残る「金鳥居(かなどりい)」に隠された秘密とは?さらに、登山門にたたずむ冨士浅間神社の権禰宜(ごんねぎ)が語る富士山の伝説とは?

<北斎が描いた富士のミステリー>
江戸で大ヒットした葛飾北斎の「富嶽三十六景」(ふがくさんじゅうろっけい)。そこには様々な謎が隠されていました。通称"赤富士"に対し、"黒富士"も描いた北斎。二つの富士を描いた理由とは?浮世絵に秘められたミステリーに迫ります。