円楽の大江戸なんでも番付

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東海道五十三次 寄り道案内 江の島参りの巻

「東海道五十三次の名物番付」の第二弾。
東海道中膝栗毛(ひざくりげ)も大ヒットし、旅が大人気だったとか。江戸時代、庶民の旅の多くは神社仏閣のお参りが目的だったと言われています。今回は、番付で別格扱いの江の島参りに注目。今も老若男女でにぎわう江の島ですが、江戸時代人気だった江の島参りとはどんなものだったのでしょうか?東海道旅をちょっと寄り道して、江戸の名残をいたる所に残す江の島の見所、魅力を紹介。江の島参り人気の秘密を探ります。

<江の島参り人気の秘密①~名物>
江の島の玄関口・青銅の鳥居を抜けた参道には、江戸創業のお店も立ち並ぶ。江戸から続く海鮮問屋名物の"鎌倉エビ"とは?また、江の島を「絵の島」となぞらえるほど、描かれた絵図。参拝のガイドブックや旅の土産に買う客も多かったとか。江戸時代に描かれた絵図も紹介。江の島名物で腹ごしらえをし、江の島案内図を手に江の島参りとまいりましょう。

<江の島参り人気の秘密②~江島神社>
三柱(みはしら)の弁財天を祭る江島神社。 「辺津宮(へつみや)」「中津宮(なかつみや)」「奥津宮(おくつみや)」があり、三姉妹の女神が祭られている。音楽芸能の神とあがめられた「妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)は、江戸時代の男性参拝者に人気だったとか。なぜなのか?また、中津宮には修復されたものの、今もなお江戸時代の職人の見事な技が残されている。そして、奥津宮には江戸職人の「技」と「しゃれ」が感じられる珍しい装飾が施されていました。普段は見ることのできない匠の技を今回は特別取材!じっくりご覧下さい。

<江の島参り人気の秘密③~岩屋洞窟>
江島弁財天信仰発祥の場・岩屋洞窟。かつては、名僧や武将も修行したと伝えられている場で、江戸時代にはここに弁財天が祭られていたと言われています。