ストーリー

第10話・最終話「つぐみ絶体絶命!」 
第10話・最終話「つぐみ絶体絶命!」 第10話・最終話「つぐみ絶体絶命!」 第10話・最終話「つぐみ絶体絶命!」 第10話・最終話「つぐみ絶体絶命!」

衆院選の投票日。つぐみ(忽那汐里)は中里(酒井若菜)から、いわれのない脅迫を受けている話題の候補・大沢しのぶの話を聞く。新聞記事をみると、脅迫状を送っている容疑者はつぐみの初恋の相手・木原修一であった。中学時代のつぐみは木原にラブレターを渡したがその場で振られてしまったことを思い出す。以来つぐみは異性に心を閉ざすようになった。

店に宗像刑事(六角精児)が訪ねてきた。宗像は木原がつぐみの同級生であることを知って、大沢候補の自宅警備につぐみを連れて行こうというのだった。

つぐみと宗像が大沢候補の自宅前に来た時、中から悲鳴が聞こえた。「誰か警察!」

大沢邸では、しのぶ候補の夫・耕作が首を絞められて死亡していた。落ちている置時計は2時19分で止まっていた。また被害者の書斎机の下に「PDH1,4649」と書かれた紙きれが発見された。しのぶが帰宅したのは3時で、3時30分頃死体を発見したとのこと。

しのぶと秘書の弓削は高圧的に宗像やつぐみに接し、現場を撮影していたつぐみは携帯を取り上げられてしまう。宗像もしのぶたちの傲慢な態度に忸怩たる思いを感じた。

そんな中、手配中の木原が近くで身柄拘束された。木原は殺害や脅迫状についても否認するが、しのぶたちは木原に間違いないと決めつけた。宗像は木原は犯人じゃないという「刑事の勘」を感じ、10分だけ時間をくれとしのぶに要求する。宗像はつぐみのひらめきに期待したのだ。しかしつぐみは携帯を取り上げられ7万人と全く連絡がつかない状況。

10分が経過し、絶体絶命のつぐみと宗像。その時宅配便の女性が上がり込みつぐみに携帯電話をこっそり渡した。店長の中里だった。

携帯を手に入れたつぐみは7万人からのコメントを頭の中に流し込んでいく。

まずは謎のメモ「PDH1,4649」。これは外国為替取引での記号で、この数値が書き込まれたのは午後3時過ぎであることが判明する。つまり、しのぶが帰宅した3時の時点で夫の耕作氏はまだ生きていたことになる。さらに犯人が出入りしたとする格子窓には指紋がないのではと指摘すると、秘書の弓削が何かの工作をしようと動いた。白鳥が弓削の手から取り上げたのは木原の指紋をつけるための指サックだった。これでしのぶも観念したと思われたその時、弓削が「すべて自分ひとりでやった」と自供。あくまでもしのぶは無関係と言い張った。

まもなく投票結果がでて当選が決まるはずと嬉しそうなしのぶ。ところが、投票締め切り間際に相手候補に大量投票があり、しのぶが落選したことをテレビが伝えた。オクトパスネットをみた人々が相手候補に投票したのだ。

つぐみがネットの登録者数を見ると、なんと37万人に膨れ上がっていた。

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