ストーリー

第8話「偽装された死の伝言!」 
第8話「偽装された死の伝言!」 第8話「偽装された死の伝言!」 第8話「偽装された死の伝言!」 第8話「偽装された死の伝言!」

福引で当たったホテルの食事券で満腹のつぐみ(忽那汐里)は、偶然、ホテルでの警察の表彰パーティーに出席していた宗像刑事(六角精児)と出会う。宗像はイケメンの上司・中井の前でペコペコとこびへつらっている。「がんばれサラリーマン!」つぐみは宗像と中井を携帯の写真に収める。

その時、「銃声」が鳴り響く。「銃声だ」3人は現場に向かって走り出す。現場は客室の一つ。中井は、部屋から逃げ出していった人影を追うように宗像に指示する。 被害者は遠田という新聞記者。現場には、転がったペットボトル、グラスが2つ、そしてテーブルの上には「六尺内」というメッセージが書き残されていた。

「六尺内」というダイイングメッセージを見た宗像は、「犯人は180センチより小さい人物だ」と言う。1尺は約30センチで6尺以内、だから18センチ以内だと。「そんな人かなり多いと思うけど」と相手にしないつぐみ。

やがて現場から逃げ去った男・ホテル従業員の田上が連行されてきた。田上は被害者の遠田の元部下でクビになった過去があった。手は硝煙のにおいが残されており、容疑は濃厚となる。

しかしつぐみにはダイイングメッセージが気にかかる。つぐみの頭に7万人からのコメントが駆けめぐる。「その人、犯人じゃない」再び現場に駆け戻るつぐみ。

現場の床でつぐみが発見したのはペットボトルのキャップ。「そもそも私たちが聞いたのは銃声じゃなかったんです」。つぐみは7万人からの情報で、ペットボトルにドライアイスを入れて破裂させれば銃声のような音が出せることを指摘する。そして2日前に中井が大量のドライアイスを手に入れていたという7万人からの情報を披露する。田上の手の硝煙のにおいは、宴会場でクラッカーを鳴らす係だったのでついたものであることもわかった。

犯人であることを否定する中井に、つぐみは中井が身につけているものの中に決定的な証拠があると主張。はじめは上司を守ろうとする宗像だったが、少しずつつぐみの考えに影響されていく。ポケットの中身をすべてだして「言いがかりをつけるのもいい加減にしろ」という中井に宗像がついに口を開いた。「ズボンを脱いでください」抵抗する中井のズボンを無理やり脱がす宗像。最後に残された中井のパンツから「馬」と書かれたコースターがはみ出した。
それは「六尺内」の一部で、合わせると「六駅内」となった。鉄道ファンだった遠田は「内回り方向の6駅目」つまり「中井(駅)」が犯人であると書き残していたのだ。
がっくりと膝を落とした中井は「過去の汚職で脅されていた」と告白する。

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