ストーリー

第6話「人殺しはメイド姿で!?」 
第6話「人殺しはメイド姿で!?」 第6話「人殺しはメイド姿で!?」 第6話「人殺しはメイド姿で!?」 第6話「人殺しはメイド姿で!?」

バイト先のブランド店へのクレーム処理のため、新渡戸つぐみ(忽那汐里)はとあるメイドカフェを訪れる。フリーサイズなのにサイズが合わないとクレームしていたのはなんとメイド服を着た大柄な男の店長だった。困惑を隠せないつぐみに、「ショータイムにはどうしてもメイドがもう一人必要なんだ!責任をとってメイドちゃんになってくれ」と土下座する店長。仕方なくつぐみは1日メイドを引き受けることとなった。店には3人のメイドがいた。ブリッコ系のアリス、メガネっ娘セクシー系のミヤビ、そしてゴスロリファッションのスミレ。どれも個性的なメイドたちだ。

やがて店に客が入り始める。その中の一人がザ・オタクという感じの男、金沢。ミヤビたちは首にレイをかけて歓迎するが、つぐみにとっては気持ちの悪い客である。

そしてショータイムが始まる。3人のメイドが奇抜な踊りを始めると店内は異様な盛り上がりに。ショーがクライマックスに達した時、金沢がどさっと床に倒れた。

殺された金沢は自称ネットライター。ひものようなもので絞殺されたものと見られた。宗像(六角精児)は、初めてのメイドカフェに間違った認識を連発するが、実はオタク的知識の豊富さにたちまちオタクたちの尊敬を買ってしまう。

聞き込みの結果、客たちの中にあやしい人間はいなかった。残るは、3人のメイドと店長。しかしメイドたちがショーを行っている最中の出来事なので犯行は不可能。宗像は店長への疑いを深める。

つぐみの携帯に7万人からのコメントが次々と届いていた。事件直後の金沢の写真と、その後に撮ったものではあることが違っていた。金沢が来店時に首にかけられたレイがなくなっていたのだ。つぐみの中で何かが弾ける。「犯人はメイドさんです」「メイド?スミレ、ミヤビ、アリスの誰だ!?」身を乗り出す宗像につぐみは答えた。「3人の誰かではありません。メイドさん、皆さんが犯人なんです」

…金沢にかけられたレイにはフックがつけられており、そこにテグスを引っ掛け、天井の滑車を使って、引っ張り上げて絞殺したのだ。テグスはステージ上の3人のメイドがそれぞれ手につないでおり、踊りのクライマックスに3人で同時に引っ張って金沢を殺した。

金沢はアリスの着替え写真を盗撮しており、アリスをゆすっていた。そんなアリスを放ってほけなくて3人で協力して金沢を殺害したのである。

さらに7万人からの情報で、金沢に盗撮の命令をしていたのが店長であることが明らかに。否定する店長に、7万人から送られた「金沢と店長の密会現場」の写真を見せるつぐみ。「7万人からは、逃げられませんよ」。宗像は金沢を逮捕した。

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