ストーリー

第2話「魔性キャバクラ嬢の嘘」 
第2話「魔性キャバクラ嬢の嘘」 第2話「魔性キャバクラ嬢の嘘」 第2話「魔性キャバクラ嬢の嘘」 第2話「魔性キャバクラ嬢の嘘」

女子大生の新渡戸つぐみ(忽那汐里)が歩いていると木の上にひっかかっている男の死体を発見する。またしても不審な死体の第一発見者となってしまったつぐみ。駆けつけた宗像刑事(六角精児)はつぐみを重要参考人と決めつける。被害者の衣服には「PM11SB109MK5」というメモが残されていた。

被害者は人気ナンバー1ホストの龍馬。宗像と白鳥(田中幸太朗)はつぐみを連れて龍馬が働いていたホストクラブを訪ねる。聞き込みの中で、ナンバー2ホストの頼朝ともめていたことを知る宗像たちだが、頼朝は前夜茨城の実家にいたと言う。茨城県警に連絡しようという宗像たちの傍らで、ネットの仲間から頼朝が茨城にいた証拠写真をあっという間に手に入れるつぐみ。唖然とする宗像たち。

そんな中、捜査線上に上がったのは、人気キャバクラ嬢で龍馬をいつも指名していた客・蘭。蘭は頼朝をナンバー1にするために相当額を投じていることもわかる。龍馬が死んだ時間は別のホストと食事をしていたと主張する蘭だが、つぐみは、7万人からの情報で指名ホスト以外のホストとの店外デートはルール違反であり、蘭が嘘をついていることを暴露する。
しかし蘭は、本当は豊胸手術の傷跡が痛くて病院に行っていたと告白。宗像たちは蘭の言葉をつい信じてしまう。

これは事故だった、と結論づけて店を出ようとする宗像たちを前にして、つぐみの頭に7万人から寄せられたさまざまなコメントが駆け巡る。

「蘭さん、あなた、やっぱり嘘をついていますね」と力強く言うつぐみ。

つぐみの携帯には、事件の直前に撮られた蘭と龍馬が龍馬のマンションに入ろうとする写真が届けられていた。「猫アレルギーだから龍馬の部屋には入れない」と抵抗する蘭に、「龍馬が落ちたのは部屋からでなく、屋上からではないか」と反論するつぐみ。つぐみが最初に撮影した写真には、木の枝に1足の靴がひっかかっているのが写っていた。

証拠を見つけるため、つぐみたちはマンションの屋上を訪れる。懸命に探しまわるつぐみ。夜が明けはじめたその時、キラリと光るものが。それは龍馬が蘭のために用意したエンゲージリングだった。プロポーズをしようとした龍馬を、別れを切り出すものと誤解した蘭は思わず突き落してしまったのだ。後悔の悲しみに暮れる蘭は、突然走りだし自らも身を投げ出そうと飛び出す。ところがそこに突風が吹き、飛び降りようとする蘭を押し戻すのだった。7万人の一人がヘリコプターで乗りつけ、蘭の自殺を食い止めたのである。

つぐみは自らも驚いて…「7万人からは逃げられない、ってこと?」

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