新・にほん風景遺産~故郷を見つめなおそう~

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世界遺産 晩秋の日光
~天下人家康の夢ここに~

栃木県日光市は、1999年に日光二荒山神社、日光東照宮、日光山輪王寺が 「日光の社寺」として世界遺産に登録され、都心から電車でおよそ二時間という地の利もあって国内外から年間およそ200万人が訪れます。

この地には古くから山岳信仰の対象であった山々があり、この地特有の文化を育んできました。天下人・徳川家康は生涯一度も日光を訪れていないにも関わらず、この地に祀られることを望みました。家康は何故、この地を選んだのか?古より山岳信仰の聖地・浄土として崇敬の地であった日光の歴史を紐解きながら、この土地の人々の暮らしにふれ、世界遺産の知られざる素顔を描き出します。そして珍しい修復作業を拝見。文化遺産を残すため数百年にわたって継承されてきた匠の技に出会います。

さらに日光は自然の宝庫。伝統を守る湯元温泉や湯葉、大谷川の清流と水車による昔ながらの線香づくり、冬の伝統野菜など大自然の恵みを満喫します。

旅人は俳優・中本賢。父から譲り受けたクラシックカメラを手に、古より山岳信仰の聖地を旅します。