「ちりも積もれば山!みんなでやめよう!ごみの不法投棄」
(5月28日(月)・6月3日(日)放送)

◎今回のお客様は?
早稲田大学法学部教授で環境法学者の大塚直さん。
不法投棄問題を法学者の視点から語っていただきます。

◎不法投棄の現状
産廃の不法投棄は平成17年度で17万トン(発覚件数)残存量は2005年末で1600万トン。この処理費に1000億円以上の税金が必要だと言われています。

◎国の対応
1991年以降、度重なる廃棄物処理法の改正で不法投棄犯罪の重罰化、処理業者や処理施設の規制 強化などで不法投棄は少なくなる傾向にあります。

◎千葉県の産廃Gメン
以前千葉県は不法投棄ワースト1で「産廃銀座」とも呼ばれていました。
そこで立ち上がったのが千葉県廃棄物指導課。その名も産廃Gメン「グリーンキャップ」。
24時間体制のパトロールや不法投棄現場からの証拠集めなどで業者を突き止め、撤去させる取り組緑を行っています。
グリーンキャップの活躍もあり、大規模な不法投棄は少なくなりました。

◎サービスエリアの取り組み
山梨県にある談合坂サービスエリア。ここである問題が起きています。サービスエリアで発生するごみよりも家庭ごみなどの持ち込みごみの方が多いのです。そこで、持ち込みごみ撲滅のため、ポスターでの啓発や監視カメラで監視するなどの取り組みを行っています。

◎環境省の取り組み
「ごみゼロの日」である5月30日から6月5日まで「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」として具体的な監視活動や啓発活動を一斉に実施します。
ゲストの大塚直さんも5月30日午後1時30分から竹芝のニューピアホールで全国ゴミ不法投棄監視ウィーク式典・シンポジウムを行います。

◎今回の番組のナッ得!レベルは?

当選者発表
いで やすお 長野県
おおの かずひろ 東京都
おの あつし 長野県
かただ えいしん 島根県
きむら としやす 富山県
しぶや つとむ 千葉県
なかしま もとよし 岐阜県
はただ かんじ 北海道
ふくえ ひでお 北海道
もりわき あきと 島根県