8月28日(金)・8月30日(日)再放送

世界の森林を守るために… 今、私たちができること

今回のリンク

◎日本の木材自給率
私たちは日常生活の中で、様々な形で木材を利用しています。しかし、国産木材の利用は、わずか20%。残りの80%は海外からの輸入に頼っているのです。その中には違法に伐採された木材も多く含まれています。
◎世界の森林の現状
世界の全陸地面積のおよそ30%が森林で覆われています。毎年日本の国土のおよそ5分の1ほどの森林が減り続けています。森林減少の主な理由として焼畑農業の増加や燃料用木材の摂取などを含む違法伐採があるといいます。
◎違法伐採問題
違法伐採とは、各国・地域の法令に違反して森林の伐採を行うことです。所有権や伐採権のない森林の伐採、伐採許可量を超えた伐採、伐採禁止地域での伐採など。現在、世界各地で違法伐採が行われています。違法伐採は木材生産国の経済面、環境面に大きなマイナス影響を及ぼしています。
◎森林認証制度
適切な管理がなされた森林と、そこから切り出される合法的な木材を認証する制度です。認証マークにはFSCや、PEFCなどがあり、このようなマークが付いた製品を使用することで、世界の森林保全に貢献することが出来ます。
環境省では「木材調達におけるグリーン化普及啓発キャンペーン」を実施しています。平成18年4月1日から、「グリーン購入法」により政府調達の対象を合法性・持続可能性が証明された木材とする措置がとられています。違法伐採対策を推進するためには、私たちが違法伐採の問題に関心を持つことが重要です。詳しくはフェアウッドパートナーズのホームページをご覧下さい。