●アナログ放送終了
現在のアナログ放送は２０１１年７月２４日までに終了し、デジタル放送に完全移行します。
デジタル放送の視聴環境を整えないと、テレビが見られなくなってしまいます。

●デジタル化の理由
デジタル化の大きな目的の一つは電波の有効利用。現在の日本では携帯電話等の普及により、少しの隙間もないほどに、電波が使われています。デジタル化にすることで、現在使われている電波を、３５％も節約できるのです。
節約した電波で、交通安全や防災予防、携帯電話の電波に使用することが可能になります。

●地デジの普及率
地デジ完全移行まであと２年になった現在でも地デジを見られる環境になっていない人がまだまだ多いのが現状。
総務省が行った調査では、まだおよそ半分の人しか地デジ対応になっていませんでした。

●地デジの視聴方法
(1)地デジ対応テレビを購入
(2)現在使用のアナログテレビでもデジタルチューナーを接続することで、地デジが視聴可能に！
(3)ケーブルテレビに加入
(4)ＵＨＦアンテナを設置する
ただ、建物の設備によって、一軒一軒、視聴方法は異なるので、電気店などに相談し、早めに準備をした方がよいのです。

●相談はどこにしたら良いか？
２００３年にできた「総務省地上デジタル放送受信相談センター」通称「地デジコールセンター」。地デジに関する様々な相談に応じています。

電話番号
０５７０－０７－０１０１

０３ー４３３４－１１１１
（ＩＰ電話からかける場合）

●デジサポ
地デジコールセンターだけで解決できない場合に対応するため、去年１０月に「総務省テレビ受信者支援センター」通称「デジサポ」を全国に設置。
コールセンターの報告を受け、各地域の電波状況の調査や地デジ説明会を実施するなど、地デジ普及に努めています。

●地デジ詐欺
近年、いわゆる地デジ詐欺といわれる犯罪が全国で起こっています。総務省を語ってお金を請求してくるケースが多いのですが、総務省ではお金を請求することはないので、注意してください。

●今回のゲスト
社団法人デジタル放送推進協会理事長の間部耕苹さん。
地上デジタル放送の良さや視聴方法などについて詳しく解説していただきます。