8月22日(金)放送・8月24日(日)再放送

「日本とロシアの新たなる関係を求めて‥「日露青年交流事業」とは」


今回のリンク

1998年日露首脳会談で合意された日露間の国民レベルの人的交流の拡充の合意を受けてはじまった日露青年交流事業。両国間の関係を発展させるための人材を育成する大切な事業です。
お客様の日露青年交流センターの岩城美里さんに、これまでの日露間の様々な交流や、その意義を語っていただきます。
○日露国際交流事業の内容
1、短期派遣・招聘事業
2、日本語・ロシア語教師派遣・招聘事業
3、若手研究者等フェローシップ事業
4、日露学生フォーラムなど
*今年4月訪ロした福田首相は、交流の規模をこれまでの5倍の、年間500人まで拡大することで合意しました。
○具体的な交流の模様(1)
ロシア人歌手のエカテリーナさんは日本で活動。5月に行われた日ロ青年の交流イベントに参加し、日ロ交流の重要性を感じたと言います。また一回目の日露青年交流に参加したセルゲイさんは、日本にあるロシア専門の旅行代理店に勤務し、日ロの架け橋となるべく働いています。
○具体的な交流の模様(2)
今年4月ロシア各地から、報道の第一線で活躍するジャーナリスト11名が日本に招聘され各地を視察。北海道では日本側から北方領土を視察し、元島民の方々と懇談しました。千島歯舞諸島居住者連盟の萬屋勉さんは、彼等がロシアで北方領土について正しく報道してくれることを期待しています。
○具体的な交流の模様(3)
日本語教師のロシア派遣も日露交流事業の大きな柱の一つです。埼玉県の日本語国際センターでは昨年ロシアに派遣された日本人の教師たちの帰国報告会が行われました。日本語教師で派遣されたほとんどの人々は、その後もロシアと関係のある仕事に就くといいます