2月11日(月)放送・2月17日(日)再放送

「あなたのパスポートは大丈夫!? 旅券管理の重要性」

◎今回のお客様は?
海外旅行の達人で旅行コラムニストの森優子さん。
パスポートの重要性や管理方法についてわかりやすく解説していただきます。
◎日本のパスポートの歴史
古くは江戸時代。庶民が諸国を旅する際には往来手形などの通行証が必要でした。
そして、開国後の幕末慶応2年、隅田川浪五郎という大道芸人が日本で始めてパスポートを取得しました。また、明治11年2月20日に海外旅券規則が出され、旅券という言葉が使われるようになりました。これが毎年2月20日の「旅券の日」の由来です。
◎パスポートの様々な仕掛け
偽造パスポートや変造パスポート対策として、パスポートには様々な仕掛けが施されています。透かしを入れたり、一見ただの線にしか見えないものも、拡大すると文字になっているのです。
◎IC旅券
現在、全国で導入されているのがIC旅券。パスポートに埋め込まれたICチップの中に、国籍や名前、生年月日などの身分証明のほか、本人の顔写真が電磁的に記録されているのです。これにより顔写真を貼りかえるなどしたパスポートを使用してもICチップの情報と照合することで偽造を簡単に見破ることが出来るのです。
◎旅券の日
パスポートはあなたが海外で日本人であることを証明してくれる唯一の身分証明書。
そもそもパスポートがなければ出国も入国もできないのです。
2月20日の「旅券の日」は大切なパスポートを確認する日にして下さい。