南極日和
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ストーリー

【2013年10月23日】 #160「娘が教えてくれた南極の"価値"」

1996年、大学院生の時に第38次隊に参加した、地質学者の橋本里子さん。南極の岩石を調査するために、野営しながら、岩山をスケッチ、写真撮影、サンプル採取などを行っていました。なんと、中には30億年も前の岩石もあり、とても実りある楽しい観測だったそうですが・・・その本当の価値が分かったのは、帰国して15年もたったつい最近のことでした。「お母さんは南極に行ったことがあるんだよ」と伝えた時の愛娘の反応が、橋本さんを感動させたのです。南極での調査の模様と共に、親子の素敵なエピソードを伺います。