ストーリー
【2013年7月31日】 #148「居住棟建設を支えた男」
観測隊員たちを守る家、南極・昭和基地の居住棟。その建設に携わった建築系技術者の上島誠さん。住宅建設予定地の現場監督をしていた上島さんにとって、「南極研究プロジェクト」への配属はまさに青天の霹靂だったそう。その新しい仕事とは、南極に建設予定の建物を日本で組み立ててチェックし、輸送の準備をすること。一番過酷だったのは、意外にも輸送の準備だったそう。積み忘れはないか、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、何千もの資材を堅い船便用段ボールで梱包し続けた上島さん。隊員たちがくれた暖かい一言とは・・・。