ストーリー
【2013年7月17日】 #146「"世界初"に無人飛行機で挑んだ男」
2012年、第54次隊で南極を訪れた飛行力学博士の東野伸一郎さん。これまで高所の大気観測には気球だけを使う方法がほとんどでしたが、東野さんはある秘密兵器を南極へ持ち込んだのです。それは、「無人飛行機」。気球と無人飛行機を組み合わせた世界初の観測方法を見事に成功させ、観測頻度の増加や大幅なコストダウンにつながる大きな成果を挙げました。手塩にかけた飛行機について語る東野さんの表情は、まさに愛情溢れんばかり。東野さんの果敢な挑戦と、はるか上空10キロから無人飛行機が撮影した美しい映像をご紹介します。