南極日和
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ストーリー

【2013年6月26日】 #143「屋根を作り上げた男の涙」

52次隊から3年連続で観測隊に参加した設営担当の芳賀一吉さん。「自然エネルギー棟」の基礎部分に鉄骨が使用される事から、鉄骨の専門家として南極へ行くことに。しかし・・・観測船しらせが厚い氷に阻まれて資材運搬が遅れるなど、厳しい自然環境に翻弄されること3年。いつしか「自然エネルギー棟」の設営に一番長く関わっている技術者となっていました。今年1月、芳賀さん3度目の南極でようやく最後の屋根部材が届きました。黙々と屋根パネルを組み上げていく隊員・・・。完成の瞬間と芳賀さんの熱い設営魂に迫ります。