南極日和
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ストーリー

【2013年5月8日】 #136「隕石をたくさん見つけた男」

第9、15、20、29次隊に参加した地質学者の矢内(やない)桂三さん。1974年、矢内さんは地質調査で内陸部のやまと山脈へ。隕石を偶然見つけたことから、調査目的を隕石採集へと変更。なんと633個もの隕石を発見したのです!これは当時、世界で初めてのこと。もともと隕石に興味がなかったという矢内さんですが、その体験を基に、多数・多種類の隕石が南極で見つかる理由について仮説をたてました。世界が認めたその理由とは・・・?世界の隕石の約8割を占める南極隕石。その研究のさきがけである矢内さんの貴重なエピソードを伺います。