南極日和
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ストーリー

【2013年1月16日】 #120「コケに萌えた女性研究者」

幼少の頃から自然に親しみ、生き物の進化に興味があった生物学者の小川麻里さん。念願叶って2007年、第49次隊で初めて南極の地を踏み入れました。氷中の微生物や海の鯨、湖沼の植物など、夢中になって調査に取り組んでいたそうですが・・・機械が壊れて、人力で厚い氷を掘るというハプニングもあったとか。中でも小川さんを魅了したのは、厳しい自然をものともせず、たくましく大地に生息する「コケ」たち。世界中どこにでもあり、一見平凡な存在でしかない「コケ」の何が彼女の心を震わせたのでしょうか?