南極日和
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ストーリー

【2012年10月31日】 #109「雪に挑んだ建築士」

昭和基地の建築に携わってきた建築家のひとり、日大名誉教授の半貫敏夫さん。1966年からおよそ半世紀にわたって、昭和基地の建物に携わってきました。現在建築中の「自然エネルギー棟」も、その一つ。設計時の最大の課題は、『南極の雪』。建物が雪に埋まってしまう昭和基地では、除雪に使う時間や燃料が問題となっていました。半貫さんは建物の形でこの問題を軽減しようと考えたのです。模型を使った実験とコンピューター解析を繰り返し、2年間かけて半貫さんが辿り着いた究極の建物の形とは!?