南極日和
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ストーリー

【2012年10月10日】 #106「氷を掘り続けた男」

第18、25,32,37次越冬隊に参加した雪氷学者の藤井理行さん。第37次隊の時には、標高3810m、極寒の「ドームふじ基地」で氷の採集を行いました。目的は、深さ2500mまでの氷を掘り出し、その中に含まれる過去数万年の気候変動データを入手すること。しかし・・・氷を掘り出す作業は困難を極めました。一向に作業が進まず、焦る藤井さんを助けてくれたのは9人の仲間たち。24時間体制で作業を進め、なんと!34万年前までの気候データを得ることに成功したのです!!
極地で生まれた絆と研究への思いを伺います。