ストーリー
【2012年9月26日】 #104「南極のなんでも屋さん」
第20、26、30、36次隊で南極観測隊の「庶務」を担当した、国立極地研究所の川久保守さん。様々な分野のプロが集まる観測隊の中で、時には衝突を和らげる緩衝材になり、時には円滑に仕事をすすめる潤滑油になり、細かな用事を一手に引き受けるのが「南極の庶務」。事務仕事はもちろん、石鹸など日用品の補充から、ジャガイモの皮むき、要員の手配、資材輸送の現場監督まで「出来ることは何でもやった」とのこと。観測隊の隅々にまで目を配り、隊員たちを支え続けた川久保さんが、基地建設から学んだ「庶務」の極意とは?