南極日和
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ストーリー

【2012年8月22日】 #99「息を止め続けた男」

2009年、第51次南極観測隊で昭和基地周辺の大気を観測した増永拓也さん。
増永さんは地球温暖化の影響を探るため、大気中の二酸化炭素やメタンなどの濃度を24時間態勢で観測。しかも40種類以上ある観測装置はトラブルも多く、睡眠時間を返上して点検、保守を行いました。さらに、日本に持ち帰って分析するため、昭和基地周辺の空気も採取。その際、増永さんは厳密なデータを得るため、1分以上息を止めて作業したと言います。
一年間、完璧なデータを取るために頑張った増永さんの情熱に迫ります。