南極日和
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ストーリー

【2012年6月13日】 #89「特ダネを獲った記者」

第3、7次南極観測隊で報道担当を務めた、通信社記者の深瀬和巳さん。
じつは深瀬さんは1958年、第3次隊で南極へ向かう途中、観測船の中でずっとあることに悩み続けていたと言います。それは1年前に第1次隊が置き去りにし、死んでいると思われる15頭の犬の記事をどう書くべきかということ。ところが昭和基地に到着した隊員たちが目にしたのは、極寒の地で1年間、自分たちの力だけで生き抜いた樺太犬、タロとジロの姿でした。 日本中に感動を与えた"タロジロ生存"のニュースの真相と、深瀬さんの当時の想いに迫ります。