南極日和
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ストーリー

【2012年5月23日】 #86「南極点を測った男」

1968年、第9次南極観測隊で日本人初の南極点到達を果たした一人、地理学者の藤原健蔵さん。
藤原さんは昭和基地と南極点の往復約5千kmに及ぶ遠征調査で、4km毎の標高測定と遠征隊の進行ルート決定を担当。自ら雪原を歩いて進行ルートを確認し、雪上車のキャタピラの癖を補正しながら南極点を目指しました。そして83日間で642回の標高測定を行い、ついに南極点に到達。昭和基地から南極点までの連続した標高を、世界で初めて確定しました。 日本人初となる南極点到達への道のりを、当時の貴重な映像とともに紹介します。