南極日和
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ストーリー

【2012年5月16日】 #85「基地を快適にした男」

1983年、第25次南極観測隊に参加し新型発電機の設置を行ったエンジン開発のエキスパート、西澤廣紀さん。
当時、南極観測は年々その規模を拡大し、昭和基地はより多くの電力を必要としていました。そこで西澤さんは3台の新型発電機を設置し、使用できる電力を従来の5倍に増やしたのです。さらに、発電時の廃熱を利用したコージェネレーションシステムを導入し、床暖房や氷を溶かして生活用水を豊富に作ることで、基地の環境を劇的に改善しました。
西澤さんが設置した発電機と、西澤さんの南極観測への想いに迫ります。