南極日和
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ストーリー

【2012年2月8日】 #71「南極で潜った男」

1998年、第40次南極観測隊に参加して以来、7度も南極へ渡っている水中生物の研究者、工藤栄さん。
工藤さんを魅了してやまないのが南極の湖。第40次隊以前はほとんど調査されていなかった南極の湖を、工藤さんらは世界に先駆けて潜水調査し、湖底を敷き詰めるコケや藻類を発見しました。そしてその独特な形状から、“コケボウズ”と名付けたのです。工藤さんはこれらの生物を調査することは、地球の生命誕生や進化の仕組みの解明につながると言います。
工藤さんらが捉えた貴重な水中映像で、南極の湖底に広がる神秘的な世界を紹介します。