ストーリー
【2011年12月21日】 #64「南極に名を残した男」
自分の名前が南極の地名になった日本人研究者、神沼克伊(かみぬまかつただ)さん。
専門は地震の研究で、1966年に第8次隊に参加し、それまで無いとされていた南極を震源とする地震の存在をつきとめました。さらに70年代から参加したアメリカ、ニュージーランドとの国際共同研究では、ハワイやアフリカの火山噴火予知に役立つ貴重なデータ収集にも成功。その功績により、神沼さんが観測した二つの場所が、アメリカの地名命名機関によって“カミヌマ崖”、“カミヌマ岩峰”と名付けられました。
30年以上にわたる神沼さんの南極研究を振り返ります。