みらい遺産 ~Human×Lands~

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漁師の家庭の味を全国へ イカナゴの釘煮(兵庫県明石市)

播磨灘から大阪湾に、春を告げるのが、イカナゴ漁。
甘くて香ばしいこの地方の郷土料理「イカナゴの釘煮」の原料です。

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、神戸市漁業協同組合女性部部長、井上二三枝さん(69歳)。

イカナゴはかつて、主に養殖ハマチの餌でしたが、漁師の家では「釘煮」が家庭料理として、
親しまれてきました。漁師の家に生まれ、幼い頃からイカナゴの釘煮を好んで食べていた二三枝さん。
その美味しさを伝えたいと、30年ほど前から漁協の女性部員たちと協力して料理教室を開催。
この時期はひっぱりだこのため、大忙しです。

漁師の家庭から全国的に知られるようになった、イカナゴの釘煮。
今年もやってきた釘煮づくりの季節に、二三枝さんは何を想うのでしょうか?