みらい遺産 ~Human×Lands~

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「老若男女が集う 春のひじき刈り」(千葉県南房総市)

千葉県の房総半島の先端付近に位置する千倉。は半農半漁の町として栄えてきた町です。
今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、坂本幸満さん(68歳)。地元の漁協組合役員です。

春の千倉の名産が“房州ひじき”。
千倉の海岸は遠浅で平たい岩場が続いており、黒潮の流れが豊富な栄養を含む海水を運ぶため、
良質なひじきの産地として知られています。

春の大潮の日に、多くの人が集まり、行われるひじきの収穫。
干潮に合わせ、姿を現したひじきを鎌で刈り取り、籠に入れて潮が満ちて来るまでに運びます。
籠は30~40キロにもなり、足場の悪い岩場を運びます。
地域総出で行うひじき刈りに、坂本さんが寄せる想いとは・・・。