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担当医師:
母子医療センター
産婦人科医
奥田 美加

「妊娠・出産の不安」 
(12月3日(日)・12月4日(月)放送)


Q.安全な出産のために気をつけなければならない点は?

A.安全な出産のためには事前のケアが大切です。
日々の体調管理はもちろん、適度な運動も必要です。またストレスは、妊娠高血圧症を引き起こす要因にもなります。余裕をもって、精神的にリラックスした時間を過ごすことがお腹の胎児にも良い影響を与えます。
出産を控えた女性やそのご家族が、小児科の先生と相談できる「プレネイタル・ビジット」という制度があります。
自治体や医療機関で、相談窓口が増えています。
少しでも不安がある方は是非一度お問い合わせ下さい。

担当医師:
愛育病院産婦人科部長
安達 知子

「高齢出産の不安」 
(12月10日(日)・12月11日(月)放送)


Q.リスクがある分、喜びも大きいとされる高齢出産。出産前にできること、心がけることとは?

A.適度な運動と健康的な食生活をなさって頂き、定期的な妊婦健康診断、妊婦検診を受け、リスクに備えるということが大切です。
「高齢出産だから危険」という否定的な考え方ではなく、自身の心の変化、体の変化を楽しみながら、高齢ならではのゆとりのある出産を心がけて欲しいものです。

担当医師:
山王病院小児科上席部長
保科 清

「育児の環境」 
(12月17日(日)・12月18日(月)放送)


Q.共働きの夫婦やシングルマザーにとって、子どもの健康管理は大きな悩みなのですが?

A.保育所などに通っている子どもが、病気の回復期に診療所、保育所等に付設された専用スペースで一時的に預かってもらえる「乳幼児健康支援一時預かり事業」が進められています。ここでは預かっている子どもの体調を詳細にチェック。薬の服用なども行います。安心してお子さんを預けられる体制が整っておりますので、まずはお住まいの自治体にお問い合わせ下さい。

担当医師:
松平小児科医院院長
松平 隆光

「子どもの医療費」
(12月24日(日)・12月25日(月)放送)


Q.子どもの医療費はどのくらいかかるの?

A.子どものアレルギー検査などは、どうしても費用が高額になってしまいます。今、少子化社会と言われ、子どもを育てる環境の整備を急いで欲しいという声が強くなっています。そんな声を受け、子育て支援のため、各自治体では様々な医療費補助のサービスを展開しています。
子どもの医療費補助に関しては、お住まいの自治体か小児科のお医者さんにお問い合わせ下さい。

担当医師:
峯小児科医院院長
峯 真人

「子どもの予防接種」
(12月31日(日)・1月1日(月)放送)


Q.0歳や1歳の子どもは、なぜ予防接種をしなければいけないの?

A.予防接種でつけた免疫は一生ずっと同じレベルを保つわけではありません。お母さん自身予防接種によって免疫力をつけてきている現在、赤ちゃんは生まれ持った免疫力が短期間で消滅してしまう可能性が高いのです。予防接種を受けること自体は、その病気から完全に子どもたちを守ることができると認識してください。
保健所や小児科のお医者さんに相談して予防接種のスケジュールを確認してください。