ロングトレイル 歩く旅 ~シェルパ斉藤 熊野古道を行く~

ロングトレイル 歩く旅 ~シェルパ斉藤 熊野古道を行く~

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歩いたからこそ、巡りあえる美しい自然。歩いたからこそ、感じられる歴史や文化。歩いたからこそ、体験できる感動や発見。そして、土地の人々との触れ合い。それが「ロングトレイル」の旅なのです。
出発地点は、816年に弘法大師空海によって開かれた真言宗の総本山、高野山。初日は、高野山から和歌山県を越えて奈良県の野迫川村までのおよそ17キロメートル。野迫川村のキャンプ場で一泊します。シェルパ斉藤のテントや調理器具などの紹介もあります。

2日目は、小辺路(こへち)一番の難所、伯母子(おばこ)峠越え。小辺路(こへち)の最高地点(1344m)の伯母子(おばこ)峠山頂からの眺望は、紀伊山地の360度のパノラマが広がります。山頂から1時間ほど下ると、昔の旅籠跡や弘法大師像に出会え、さらに九十九折の急な石畳を行くと、奈良県最南端に位置する十津川村。農家民宿に泊まり、家族団らんのような楽しい夕食。

3日目、樹齢500年の防風林、弘法大師ゆかりの湧き水などを巡り、三浦峠山頂を目指します。山頂で、農家民宿のおかみさん手作りの「めはり寿司」をいただきました。お腹も満たして山を下ると、車道に出ます。小辺路(こへち)のルートはここから車道が続くためバスに乗ることに。バスの運転手さんとの楽しい出会いがありました。次の目的地は果無(はてなし)集落。この集落で、二人の90歳になるおばあちゃんに出会います。おばあちゃんとの会話に、ついほろりとするシェルパ斉藤。心あたたまる触れ合いがありました。十津川温泉で旅の疲れを落とし、温泉旅館に一泊。

そして最終日、ゴールである熊野本宮大社へ…。シェルパ斉藤が、4日間の旅を通して抱いた思いとは?