今回のいつも、ロハス日和
テーマは「下町の伝統を探す旅」
この番組では下町をよく訪ねていますが・・・。
何故なら、未来のヒントは懐かしさにあり、懐かしさは日本の下町にたくさんあるから!
そこで、今回は下町の伝統を探す為に2人は東京都葛飾区にやってきました!
今でも昔ながらの町並みと人情が残っている葛飾で、2人にどんな出会いが待っているのか?
まず、2人は日本のモノづくりの原点となる職人技を確かめるために、創業大正12年。国・都指定の伝統工芸品、江戸切子の老舗「清水硝子」さんを訪ねる事に。
江戸切子とは、江戸末期に江戸(現在の東京)で始まった、カットガラス工法のガラス工芸細工の事。
今も昔も、職人さんの手によって、一品一品心をこめて、様々な模様の工芸品が生み出されています。
「こんにちは!」
「どうも!」と2人を出迎えてくれたのは、工場長の三田さん。
三田さんは、約50年近くここ清水硝子で切子を作り続ける大ベテラン!
早速、三田さんに江戸切子の作る工房を案内してもらう事に。
「みなさん集中して作ってますね~」
作業中の職人さんの手さばきを、しばし見学させてもらう2人。
「なかなか貴重な体験ですね!」と黒田さん。
一通り、切子のできるまでの工程を見た2人に三田さんが
「お2人も作ってみますか?」
待ってました!!
興味深々の2人は、さっそく初体験の江戸切子作りに挑戦!!
八嶋さんと黒田さん。どっちがうまく作れたのかな・・・?
葛飾と言えば・・・・やっぱり柴又!!
帝釈天の参道を散策しながら、風情溢れる街並みと温かい人情を堪能している2人は、あるお店を訪ねる事に。
帝釈天の参道に店を構える、くずもちの老舗「い志い」
元々呉服屋で、お客さんを出迎える為に作り始めたお茶受けが評判になり、次第にそちらが本業になったという「い志い」さん。
くず粉を使わず、昔ながらの製法にこだわり、小麦粉からくず餅を作っている東京でも数少ないお店。
「こんにちは」
2人を出迎えてくれたのは、3代目ご当主の石井久夫さん。
「そもそもくず餅ってどうやって作るのですか?」
「説明よりも、実際に見てみますか!」
店の裏にある工場に案内して頂き、くず餅が出来上がるまでの工程を見せて頂く事に。
「出来上がったくず餅はよく見かけるけど、こうやって出来てたんですね!!」
部屋中に立ち込める蒸気の中で、伝統の技を目の当たりにして大納得の2人。
一枚一枚心を込めて作られたくず餅。
果たしてそのお味の方は・・・・?
そして旅の最後に2人が訪ねたのは、同じく帝釈天の参道に店を構える料亭
「えびす家」
創業の天明年間より、目の前を流れる江戸川でとれる豊かな川魚を食べさせて頂ける老舗中の老舗。
「おいしい料理が食べられるのね!」
黒田さんのテンションも上がりっぱなし!!
広々とした和室で、古くから地元の人に愛されてきた伝統の料理の数々に舌鼓をうつ2人。
そのお味は?・・・・・・って当然ですよね。
そして今日自分たちで作った江戸切子でお酒を酌み交わしながら、ゆっくり日本の伝統に触れた1日を思い返す2人・・・・。
果たして、懐かしい未来へのヒントは見つかったのでしょうか?
他にも葛飾の新しい情報盛りだくさん!!
「いつもロハス日和」#20
東京・下町 「懐かしい未来」を巡る旅
~葛飾・柴又 職人技を伝える~
お楽しみに!