主人公。大学生。ネクラではないが、極端なペシミスト(悲観論者)。同時に、頼まれると絶対にイヤとは言えない極端なお人好し。突然失踪した恋人の透と再会する日を夢見て、死者たちの心残りを解決するために悪戦苦闘する。
希美の親友。喫茶『六文銭』のアルバイト店員。姉御肌で面倒見がよく、透を忘れられずにいる希美を親友ならではの歯に衣着せぬ物言いで叱咤激励する。現実主義者で、死後の世界などないと断言するが、実は、怖い話やオカルト系の話にはめっぽう弱い。
希美の恋人。優しくて穏やかで、希美にとっては理想の恋人。素性については不透明な部分が多く、どこか秘密めいた雰囲気を持っていた。ある日、青い携帯電話を残して、突然、希美の前から姿を消す。
喫茶『六文銭』のアルバイト店員。クールでドライ。カワイイ顔をして、普通の人ならば躊躇するようなことでもサラリと言ってのける。だが、時にそれが真実をついていることもあり、希美の行動のキッカケとなることもある。
喫茶店『六文銭』の店主。通称・マスター。自称、真田家の末裔。そのため、店の名前も真田家の旗印である『六文銭』としている。