暦を歩く

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「虫送り」(香川県 小豆島)

かつては、夏になると日本各地で行われていた「虫送り」。松明をかざして練り歩き、田んぼの害虫を追い払う伝統行事です。一説によると、「平家物語」に登場する武将・斎藤実盛が乗った馬が稲の切り株につまずき、そこで討ちとられた怨念から実盛が稲の害虫になった、その怨霊を天に帰す送り火なのだそうです。小豆島の土庄地区で350年にわたって変わらず行われている「虫送り」を、ご紹介します